目的

金沢大学医学類は,優秀な医師を養成して社会に送り出すのはもちろんのこと,基礎医学研究者および研究を通して明日の医療を開拓する人材(研究医physician scientist)の育成を,ミッションとしています。
生命の基本原理の解明に取り組む“基礎医学研究者”や,病気のメカニズムの解明や新しい治療法を開拓する“研究医”の育成への取り組みとして,あらたにメディカルリサーチトレーニング(MRT)プログラムを開始します。このプログラムは,医学類の正式科目と並行して,希望する学生が,授業の空き時間や夕方以降,休暇期間を利用して,各研究室で行われている研究,ゼミナールや論文講読会に参加するものです。また,国内の他大学との交流や海外に行くことにより,意識の高い若手と触れ合うこともたいへん有意義でしょう。これらの活動に参加することにより,医学研究への興味関心(リサーチマインド)を育てていただきたいと願っています。
このプログラムを通して,学生の段階から医学研究の大切さや面白さを理解し,将来,研究のできる医師となり,次世代の医学研究者や医療人のリーダーとして活躍されることを期待しています。

概要

MRTプログラムでは,学生の皆さんが研究室に参加しやすいあたらしいシステムを作り,受け入れ教室の教員の熱意と工夫により,学生のやる気をサポートします。
第1学年後期(10月)〜第2学年春学期に,本プログラムの内容を学生の皆さんに知ってもらうとともに,参加への意欲を喚起するねらいで,ゼミ「Medical Science入門」を開講します。積極的に参加してください。
プログラムの主体は,「研究活動」と「少人数ゼミ」からなります。学生が希望の研究分野主任に直接相談して,所属する研究室を決定します。遅くとも,第3学年夏季休暇前(12月)までに研究室を決定します。MRTプログラム担当教員が“研究室さがし”のお手伝いをします。“MRTプログラム参加申請書”を第2学年1月までに,また“所属研究分野届出書”を第3学年12月までに提出してください。少人数ゼミは,各研究室の最の研究成果をわかりやすく説明するリサーチゼミと,英語によるプレゼンテーションとディスカッション能力をみがく,英語コミュニケーションゼミからなります。
医学類正課の「基礎配属」と「病態生理」は,本プログラム参加学生においては,プログラムで選択した研究室(基礎系研究室を選択した場合)で行うことを原則とします。学士編入学生には本プログラムへの参加を特に推奨します。プログラム参加学生は,第6学年12月末までに“MRTプログラム修了認定申請書”(研究成果の要旨を記載)を医学類長に提出します。修了と判定された場合には,卒業時に修了証書が授与されます。
本プログラムに参加後,中途でやめることがあっても,医学類正課の評価や卒業判定には全く影響がありません。また,中途で研究室を変更することは可能です。

医学類長からのメッセージ

参加研究分野

参加手続き

パンフレット